いびき読売新聞 読売ニュースパッケージ「いきいき健康生活」より抜粋甘く見ちゃだめ!いびきは身体が発する危険信号 「いびきがうるさくて眠れなかった」と言われたことがある人は要注意。自分ではなかなか気づかない「いびき」は、実は身体が発する危険信号なのです。 ☆いびきは気道の悲鳴 いびきは、呼吸が十分にできていない証拠。眠っている間に気道が狭くなり、吸った空気が通るときにのどが振動して、音が出ます。笛が鳴るのと同じようなしくみです。 いびきをかく人は、眠っている間の呼吸が浅く、また自分のいびきの音で目が覚めてしまうこともあるため、熟睡できていないのです。 ●気道が狭い 肥満 へんとう肥大・アデノイドがある。 鼻づまり あごが小さい アデノイド…喉の奥のへんとうが肥大すること。鼻の穴がふさがれて、鼻づまり、いびきの原因になる。 ☆睡眠時無呼吸症候群に要注意 もともといびきをかく人が太って、更に気道が狭くなると「睡眠時無呼吸症候群」になってしまう危険性があります。寝ている間に30秒から長いときは2分以上も呼吸が止まってしまっている状態が、一晩に何度も起こるのです。息苦しさから脳が目覚めてしまい、眠りが浅くなるので、昼間、眠気が強く集中力が低下します。それだけでなく、酸欠状態が続くため、高血圧や心筋梗塞、脳卒中などになりやすくなるのです。 ●あなたの睡眠の質をチェック □昼間、眠くてたまらない □頭痛がする □朝起きたとき、喉が渇いている □いびきが大きいと言われる □肥満がある □夜中に目が覚める あてはまる項目が多い人は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。 ☆原因に合わせた対処法を まずは、家庭でできる対処法を試してみましょう。 改善されない場合は、医療機関で原因をつきとめることが大切です。 ○減量・ダイエットをする ○適度な運動で呼吸筋を鍛える ○横向きに眠る ○枕を低くする ○アルコールを控える ○睡眠薬などの服用をやめる ○点鼻薬などで鼻づまりを改善する 適度な運動…速歩、水泳、ジョギング、階段を昇るなど、息がはずむくらいの運動を10分くらい継続して行う。 ジャンル別一覧
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